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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2005

賞金レースに幕

賞金ランク3位の深堀圭一郎と、同4位の今野康晴がランクトップの片山晋呉を抜いて、賞金王の座につくには、このカシオワールドオープンでの優勝が絶対条件だった。

しかし深堀が46位タイ、今野が3位に終わり、ツアーは残り1試合を残して賞金レースに幕が下りた。

終盤に肩甲骨を痛めながらも執念で出場を続け、逆転の可能性にかけた深堀(=写真)は「最後に体調を壊したことはもったいなかったが、悔いはない。せめて来週、優勝できるよう頑張りたい」と、吹っ切れた表情で話した。

自身のホームページで背中の内視鏡手術を行ったことを打ち明け、このカシオワールドオープンを欠場していた片山は、「今年は自分にとって10年目のシーズン、そして2年連続賞金王がかかった大切な年でした。体調が悪く、最後に大きな試合に出られなかったことは残念ですが、来週の最終戦でみなさんと賞金王を祝うことができれば最高だと思っています」とのコメントを寄せている。

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