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〜全英への道〜 ミズノオープン 2006

S・K・ホ「足がフラフラです」

心底、うんざりとした顔でつぶやく。「足が上がらないよ・・・」。先週から、波乱続きだ。マンダムルシードよみうりオープンは、ツアー史上初の3日連続サスペンデッドとなった。

SKの場合は、初日のうちに第1ラウンドが終了できず、2日目は6時30分にスタート。その日はなんとか第2ラウンドまで終われたものの、再び3日目にホールアウトできず、最終日は第3ラウンドの残り競技を消化するため、またもや6時30分からの競技再開。

連日の早起きと長丁場のプレーに「もう懲り懲り」と、顔をしかめていたものだが、悪夢はまだ、終わっていなかった。

今週もまた、初日に悪天候のためサスペンデッドが決定。
SKは、その日のうちにホールアウトできなかった午後スタート組だった。

この日の2日目は、第1ラウンドの残り7ホールと第2ラウンドの計25ホールをこなし、「もう、最後のほうは足がフラフラで。あと2日は出来ないかも・・・」と、ヒザに手をつき冗談混じりにタメ息をついた。

疲れはピークだが、嬉しいこともある。
今大会、出場5回目にして初めての予選通過は、3位タイ(23日現在暫定)で決勝ラウンドに進出。
全英オープンの出場権がかかる試合だが、SKにとってはあくまでも、「まず予選通過が目標だった」。
とりあえずは最初のノルマを達成し、「次は何を狙ってプレーしようかな・・・」と、思案顔になった。



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