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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2006

桑原克典が8番でホールインワン

インスタートのこの日は、その時点で1オーバー。予選通過するために、8番、9番の上がり2ホールで「絶対にバーディが欲しかった」という。

8番パー3。この日のピン位置でいうと179ヤードのティショットは、右からのアゲンストに対してまっすぐのストレート。
「一球入魂」の1打は「ピンに向かって一直線に飛んでいった」という。

カップインの瞬間は、はっきりと見えた。
自身ツアー2度目のホールインワンに、思わず両手を突き上げた。
一気に2つ沈めて「喜び倍増」。

この勢いに乗って、最終9番はなんとしてもバーディが欲しかった。
587ヤードのパー5は、チャンスホールだ。

「ティショット、セカンドショット、サードショット・・・。すべて完璧に1.5メートルに乗せたのに・・・」。
結局、パーに終わって先の喜びは一気に半減。
「・・・逆に、ものすごい暗くなってしまいましたよ」と肩を落とした。

この日は、最終組のホールアウトまで結果が分からず、通算1アンダーはぎりぎりの予選通過にホっと胸を撫で下ろした桑原。
「ホールインワンのおかげで通れたのだから・・・。あの1打を生かして決勝でもやりますよ!」と、気合を入れなおしていた。

※この日、桑原がホールインワンを達成した8番ホールは賞の該当ホールではありませんでしたが、大会主催の株式会社ブリヂストンのご厚意により、20万円が贈られることになりました。

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