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PGA・JGTOチャレンジⅠ 2006
ベテラン・中村龍明がチャレンジ2勝目を狙う!
首位に立ったのは、41歳のベテラン、中村龍明。この日は7バーディ、1ボギーの6アンダー65で回った。1,2番連続バーディでスタートした中村は、4,5番もバーディとし、5ホールで4アンダー、「今日はいけるかな」と思ったという。ショットの調子は、普段どおりだったが、「パターが入ってくれた」。ここのところ、パターが不調だったのが、「いいころの感じが戻ってきた」ことが好スコアにつながった。
99年のPRGR CUP(関西)での優勝経験があるが、すでに7年が経過している。久しぶりのチャンスだが、昨年ワールドチャレンジでは初日首位に立ちながらも、最終日1打足らずプレーオフに加われなかった苦い経験もある。
下から追い上げてくる選手もいるだろうが、他の選手を気にしている余裕は無い。「自分のことで手一杯ですよ」と笑う。今日のように前半からバーディが来ればいいが、「そういう楽なゴルフがしたいですね」と、甘くないことは百も承知だ。
「明日は2桁アンダーを目指します」と静かに優勝を狙っていく。それが彼のゴルフでもある。
なお、1オーバー72までの53位タイ77人の選手が予選を通過した。