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ダンロップフェニックストーナメント 2007

8年ぶりの大会出場、丸山茂樹

デビューから16年。米ツアーで8年目の今季は、「プロ人生の中で、一番苦しいシーズンだった」と振り返る。左ヒザに出来た良性腫瘍は思うようなゴルフをさせてくれず、中盤を過ぎてもシード権の確保はメドがつかないまま。夏にいよいよヒザの手術に踏み切って、後半戦のフォールシリーズ7戦に賭けたのだ。

ようやくマルちゃんスマイルが見えたのは、シーズンもクライマックスを迎えた先月末。同第6戦の「ギン・シュールメールクラシック」は月曜日までゲームが持ち越されるという過酷な条件の中、優勝争いの末に2位に入った。

賞金ランクは前週の137位から、シード権が与えられる103位にジャンプアップ。
土壇場でしぶとく粘り、今年もみごとシード権を確保して先週の10日(土)に帰国。
今週は、宮崎県のフェニックスカントリークラブで行われるダンロップフェニックスで日本ツアー2戦目を迎える。

来年の心配もすっかり消えて「楽しんでゴルフができそうです」。
今大会では、アメリカへ旅立つ直前の1999年にコースレコードの61を樹立している丸山が、8年ぶりの舞台で晴れやかな笑顔を披露する。

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