Tournament article

ダンロップフェニックストーナメント 2007

大輔は7位、茂樹は10位タイ

“W丸山”は同組ラウンドのこの日、いずれも2オーバーとスコアを落として順位を下げた。7位タイに終わった大輔は、17番のグリーン上でアドレス後にボールが動いてペナルティを食らった前日3日目の不運を引きずったまま。
2番でティショットをフェアウェーに打ちながら、ボールは木の後ろ。16番はディボッド。18番はスタンスが取れない所、とボギーを重ね「今週は本当についてない」と、うなだれた。

それでも、今季参戦6試合ながら日本ツアーの賞金ランクは54位とシード圏内にもぐりこみ、今週末には心置きなく旅立てそうだ。
準シードぎりぎりのランク149位に終わった2年目の米ツアーは、さらに条件のよい出場資格を取り戻すため、ファイナルQスクールから再度挑戦する。
行ったり来たりのハードスケジュールには「もう、体力は残ってないですけど」としながらも、「なんとか頑張ってきます」と気力を振り絞っていた。

マルちゃんこと丸山茂樹は開催直前の火曜日のランニング中に左足首を痛めた。2日目には歩くのもやっとという状態ながら、執念の“完走”に「もう、クタクタですよ」と、苦笑いを浮かべた。

今年、8年目を迎えた米ツアーは土壇場でシード権を確保したものの、すでに満身創痍。
「今週なんか、走っただけで筋肉痛めるちゃうんだもん。疲労困憊ですよ」と顔をしかめたが、それでもこの日最終日は4日間のうちでいちばん痛みが楽だったそうで、8年ぶりの今大会で10位タイのトップ10フィニッシュに存在感をしっかりと示した。

関連記事