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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2007

賞金レースは最終戦に持ち越し

「今日はパットが決まらなかった」賞金レースは最終戦に持ち越され、悔しがった谷口
谷口がこのカシオワールドオープンで勝つか、または単独2位で、なおかつランク2位の片山晋呉が45位以下なら、5年ぶり2度目の賞金王が決まるはずだった。
「絶対に勝って決めたい」と、谷口はそう口にして1打差2位タイから最終日をスタートしたが、この日は得意のパッティングに精彩を欠いた。

「今日は昨日よりグリーンが遅く感じてタッチが合わなかった。我慢していればそのうち入るだろう、と思ったけれど・・・」。
パットが決まらない分、近くにつけようとプレッシャーがかかって、ショットまで調子を崩したという。

10位タイまで順位を下げて「まあ、また来週」としながらも、「しかし入らなかったなあ・・・」と、とにかくこの日の結果に納得がいかないようで、何度も首をかしげていた。

一方の片山は27位タイ。前週のダンロップフェニックスで一度は1650万6564円まで詰めた谷口との差額が、1869万564円とまた少し広がったが、今週のゴルフ日本シリーズJTカップの優勝賞金は3000万円。
「もう、勝つしかないでしょ」と片山も自覚しているとおり、今年の賞金レースは、いよいよ最終戦で大詰めを迎える。
  • 片山は「来週は優勝しかない」と、逆転の4年連続5度目の賞金王にかける。

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