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中日クラウンズ 2007

深堀圭一郎「和合とどう戦うか。基本のキ」

とうとう、アンダーパーの選手が2人になった。今大会5回の優勝を誇る青木功が初日に言った。「今年の和合は、オーバーパーの優勝になるかもしれない」との予言が、真実味を帯びてきた。

その中で、通算3アンダーに踏みとどまった深堀は意外にも「今日は3日間でいちばん気楽にゴルフができた」という。

開幕から「厳しいゴルフが続いていた」。
丸3ヶ月の長いオフがあけたばかりで、「しばらくは緊張で一杯だった」。
さらに今週はシビアなセッティングに、1打たりとも気が抜けない。
「頭をフルに使うゴルフが続いていた」。

深堀の場合そういうプレーが長く続くと「ある瞬間に、ふと解き放たれる時がくる」という。
「なぜかは分からないけれど。栓抜きみたいに。良い意味でフっと気持ちが抜ける」という。

この日3日目の朝スタート前。
米ダイリーグのヤンキースVSレッドソックス戦を見てからティオフ。
「厳しい環境で頑張っている人は、どんどん研ぎ澄まされて良い顔になっていく」。
自分も松井秀樹選手や松坂大輔選手のような表情を、名古屋のファンに見せられたら良いと思う。

最終日は、宮瀬と並んでトップタイからのスタートになる。
「ヒロは良いゴルフをしているけれど。もちろん相手は彼一人じゃない」。
そして本当の敵は、誰でもない。
「和合とどう戦うか。それがここでの基本のキ」。

産休の妻は今週、約4ヶ月ぶりの仕事復帰を果たした。
フリーアナウンサーの進藤昌子さんが司会をつとめるTBSの情報番組「がっちりマンデー!!」は、すでに収録を終えて最終日の朝7時にオンエア。

午後からは同じチャンネルで、和合での初タイトルを夫からの復帰祝いとしたい。



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