Tournament article
望月東急 JGTOチャレンジ I 2007
初日7アンダーで横田真一が単独首位発進!
横田はこの日アウトスタート。好調なショットに加え、パッティングも冴えわたった。前半スタート直後の2番ホールで20メートルのイーグルパットを獲り、前半を4アンダーで折り返す。後半も13番ホールで今日2つ目のイーグルを決め、リズムを完全に自分のものにした。
ホールアウト後、この日のラウンドを振り返った横田は「ピンの位置が端に切ってあったので、むずかしかったけど、パッティングの調子がよかった」と語る。今日のパッティングの好調を象徴するような7番ホールでの厳しいフックラインのバーディーパットや、17番ホールでは馬の背を越える難しいパーパットもセーブした。
今季、横田は既にエバーライフカップで2位以下に5打差をつけ圧勝している。この優勝や、今日の好調を後押ししているのが、横田自身が契約メーカの本間ゴルフが所有する山形のクラブ製作所(酒田工場)まで、足を運び作ったドライバーである。横田が理想とする「右に球が出るが、つかまりやすく、擦り球が出ない」というイメージを実現させるようにロフトをねかせ、ドライバーのフェイスを納得いくまで試行錯誤し製作した。
今季の横田の好調の裏側にはプレーだけでなく、道具にも妥協を許さないという姿勢が成績に現れているのだろう。
競技終了後も遅くまでパッティンググリーンで練習をしていた横田。
明日の決勝はUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズへの最後の椅子をかけ、横田を追う白熱した面白い試合展開になりそうだ。