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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2008

丸山茂樹が予選落ち…

不振脱却をもくろみ米ツアーから一時帰国して、今季国内初戦を迎えた丸山だったが、初日の出遅れを取り戻すことは出来なかった。
通算7オーバーの106位タイは日本ツアーでは、岐阜県のレイクグリーンゴルフ倶楽部で行われた99年の今大会以来の予選落ちだ。

練習日から、「コースが難しく感じる」とこぼしていた。
「そんな言葉が出てしまうこと自体、ダメなんだけど…。自分にウソをついても仕方ないから」。
そして、2日間プレーしてみて、改めて感じた
「このコースは、今の自分には堪える」。

絶好調で帰国したなら、たとえこの難コースも「アメリカに比べると、やっぱり日本のコースは簡単だね」などと、言えたかもしれない。

「そう言えないのは、それだけ今の自分の調子が悪いということ。今日は、上がり3ホールでなんとなく感じが出てきたけれど…それじゃ遅せぇっつ〜の」と、自嘲の笑みだ。

とりあえず、いったんアメリカに舞い戻るが「夏までにはっきりさせる」と言った。
9年目の今年、もしシード権を失っても米ツアー3勝の実績で、来季も推薦で20試合前後の出場が見込まれる。
「拠点は向こう、という気持ちは変わらないが、どうなるか分からない状態で秋まで居座るのはつらいから。家族とも相談して、戻るか戻らないかも含めて考える」。
丸山が、ゴルフ人生の分岐点を迎えている。

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