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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2008

兼本貴司「こそっと行きます」

今年、2005年以来8度目のシード権に返り咲いた兼本が好発進。「前半は2ボギー。難しいから妙に逃げよう、逃げようとしてもたついたけど、後半から開き直った」。

難コースでは、どんなに慎重に回っても、どこかでボギーを打つ。
「いっそ、ピンを攻めてみよう」と、ハーフターンで気持ちを切り替えたのがハマった。
10番で3メートルの下りスライスを沈めると、今週になって、「昔のスタイルに戻した」というパッティングが面白いように決まりはじめた。

13番から3連続。最終18番は、奥から6メートルのバーディチャンスをねじ込んで、3アンダーは2位タイスタートは連日、賑わっている石川フィーバーを横目に「僕は脇役タイプだから。こそっと良いスコアで回っておくよ」と笑った。

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