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日本オープンゴルフ選手権 2008

地元勢の活躍にも注目!

11年ぶりに九州に帰ってきた今週の日本一決定戦。この伝統の一戦に特に闘志を燃やすのは、やはり地元・出身の選手たちだ。

福岡勢なら中堅の手嶋多一や藤田寛之、髙橋竜彦ら。新鋭なら小田孔明といったところか。
藤田(=写真上)は、3日目に首位に立った先週のキヤノンオープンでその思いをはっきりと口にした。

ツアーは通算6勝を数え、周囲の期待も高い。
「そろそろ(勝っても)いいでしょう、と言われるし、自分としてもその気持ちが強い。やっぱり、プロなら一度は勝ってみたいのが日本オープン。そういうのを、もう狙っていっていい年齢にもさしかかったと思う」。

残念ながら、先週は最終日に井上信に逆転されたが優勝争いをした勢いのまま、伝統の一戦に臨みたい。

また小田(=同下)は念願の初シード入りを果たした昨シーズン、今大会の最終日を単独首位からスタート。
「日本の天下を取る」と意気込んだ。
しかし、80を打って「ナショナルオープンの重圧」に倒れた。
前日まで絶好調だったショットが乱れ、まして当時はひどく肩を痛めており、そんな状態では戦い抜くことはできなかった。

小田は地元・古賀での開催が決まった当初から、今年度の日本オープンを心待ちにしており、昨年のリベンジも含め、相当の気合いを入れて乗り込んでくるはずだ。

さらに、広く九州勢とするなら今季初優勝をあげた新星、甲斐慎太郎は宮崎県、また藤島豊和は熊本県出身と、生きの良い地元勢がひしめいて、今週の福岡は相当、熱い・・・!!

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