Tournament article
三井住友VISA太平洋マスターズ 2008
S・K・ホが2週連続Vのチャンス
そう言いながら、ちゃっかり3位タイで大会を折り返してしまうのだから、やはりこの選手はあなどれない。
「先週、勝てたことで気持ちに余裕が出来たからかな」と、サラリと言う。
先週に引き続きショットもパットも絶好調だ。
後半の7番でこの日2つめのボギーを打って一歩後退したものの、それすらプラスに取る余裕。
「シンゴさんと一緒に回るとプレッシャーになっちゃうから。ちょうど良かった」。
入れ込むのはまだ早い。
翌3日目はひとつ後ろの組で、虎視眈々とリーダーを追いかける。
これだけ調子が良いと、ついついフェアウェイからピンを狙いがちだがそんなときこそ先週、優勝に導いてくれたプロキャディの宮崎晃一さんが、口を酸っぱくして言ってくれたことを思い出すようにつとめている。
「ホさん、真ん中でいいから。確実に乗せてチャンスを待とう、って・・・。それが、僕にはとても良かったから」。
今週は、ひとまずいったんコンビを解消したがこの週末も先週の良いイメージをそのまま持ち込むつもりだ。