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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2008

ディフェンディングチャンピオンは豪州のブレンダン・ジョーンズ

昨年の2007年大会は、最終日になんと61ストローク! 誰もが目を剥くスコアで5打差12位からの大逆転優勝を飾ったのは陽気なオージー。
ブレンダン・ジョーンズだった。

飛距離も、驚異的だ。
誰もがロングアイアンを握るホールを、ウェッジで楽々とグリーンをとらえる。
豪快なプレーと、ラウンド中の派手なパフォーマンスがウリで、日本で活躍する外国人選手の中でも

特に彼の人気は高い。

たとえば、石川遼と同組で回った日本オープンの最終日。
朝の1番スタートで、石川が姿を現しただけで大ギャラリーがドっと沸いた。

その石川のすぐ後に登場したジョーンズは、すかさず大きなゼスチャーで手を振り回した。
「僕への拍手は、どうしたんだい!?」と言わんばかりに声援を求めたジョーンズに、先よりも大きな歓声があがったものだ。

いざコースを下りたら、185センチの長身を折り、サインを求めるファンにいつも満面の笑顔で応じる姿がある。

2005年に一度はアメリカに挑戦したが「やっぱり日本のほうが好きだ」と、舞い戻った。
「アメリカでやるには、練習不足だった」と反省もしているが、かといってゴルフ一辺倒の生活を送るつもりもないという。

「いっぱい勝ちたいし、お金も稼ぎたいけど、でも家族と過ごす時間も同じだけ大切にしたい」というジョーンズは、昨年7月に生まれた長男・キーリンくんの子育てで、時に寝不足に陥るほどのマイホームパパでもある。

今年は優勝こそないが2位1回、3位1回を含むトップ10入り8回で、賞金ランクは8位(海外の獲得賞金を含む)。バーディ率1位。

2008年を最高の形で締めるには、今年45回の記念大会の連覇しかない。
  • 今年10月の日本オープンは、同組の石川遼(左)につぐ3位。最終戦の連覇で今季初優勝といきたい

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