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マンシングウェアオープンKSBカップ 2008

全英オープン日本予選、第2戦

先週の日本プロゴルフ選手権大会からスタートした全英オープンの出場権をかけた日本予選シリーズ。その第1回目のランキングは1位の片山晋呉と2位のW・リャン、そして3位タイのブレンダン・ジョーンズがすでに有資格者。
ゆえに、現在の実質ランクトップは3位タイの細川和彦と、丸山大輔、高山忠洋の3人となる。

全英オープンは98年から3年連続の挑戦の直後に潰瘍性大腸炎を患って以来、出場が途絶えたままになっている細川(=写真)は、いまは症状も抑えられて上り調子だ。
「飛距離も戻ってきた」と、先週は3日目を終えて単独2位につけた。

最終日は最終ホールでボギーを打って、単独3位すら逃して「3人くらい助けちゃった。僕って優しいなあ」と、苦笑したが「今回のプレーが相当、自信になった。初心に戻って、良い経験が出来た」と確かな手応えもつかんでいる。

「今年は、こういうチャンスを一つ一つ増やしていきたい」と、ツアー通算9勝に向けても前向きに、この勢いのまま8年ぶりのメジャー舞台を踏みたいところ。

また先週から、細川と同じ病気を抱える人たちの反響が大きくて、今週の会場でもよく声をかけられるという。
「細川さんががんばっているから、僕もがんばります、と言ってもらえて嬉しかったから。今週も頑張る!」と声を弾ませた。

全英オープン日本予選ランキング上位10位(日本プロ終了時点)
1.片山晋呉 ※
2.W・リャン ※
3.B.ジョーンズ ※
3.細川和彦 
3.丸山大輔
3.高山忠洋
7.矢野東
7.竹本直哉
7.谷原秀人
10.岩田寛

■※は有資格者
■全英オープン日本予選は先週の日本プロゴルフ選手権から6月の〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック(兵庫県・よみうりゴルフ ウエストコース)までが対象で、今年は計4試合の獲得賞金を合わせた“全英オープン日本予選ランキング”の上位2人に、7月17日からロイヤルバークデールで行われる全英オープンの出場権が与えられる。



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