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マンシングウェアオープンKSBカップ 2008

杉原輝雄もホールインワン

この日のプロアマ戦は、石川と同組で回った有賀明さんのほかにも、ホールインワンが続出した。やはりアマチュアで、山陽新聞社の越宗孝昌・代表取締役社長が12番ホールで達成。

そして、プロでは杉原輝雄だ。153ヤードの7番パー3。6番アイアンで打ったティショットは「まっすぐ行って、スっと入った。4,5回経験があるが、久しぶりすぎて前はいつやったか覚えてない」と快挙にも、相変わらず飄々としたものだ。

大会主催のデサント契約プロ。
まさに、スポンサーの顔的存在は、思い入れの強い舞台で今週も、世界でも例を見ないレギュラーツアーでのエージシュート達成と、自身の記録を破る最年長予選通過更新を狙っていきたいところだが、「そう簡単にはいかんわ」と、ため息をついた。

全長7072ヤードのコースを前にして、「この天気でも、届かないホールが5つくらいあるのが寂しい」と、ポツリ。
開幕直前のホールインワンも発奮材料とはならないようで、70歳は早くも白旗をあげたかのようなそぶりだがやっぱり最後は元気に締めた。
「もう年で、しかもガンで先は短いけれど、あと3年は持つと言われているから。命が続く限り頑張りまっせ」と、ドンらしい表現で自らにカツを入れていた。

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