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The Championship by LEXUS 2008

賞金ランク1位の片山晋呉は7位に

パーセーブにガッツポーズ。「ゴルフが好き」という気持ちに溢れた生き生きとしたプレーで盛り上げた
常に心にあるのはこの思い。「とにかくゴルフがうまくなりたい。たとえ1ミリでも成長したい」。
ツアー25勝を達成しても、その気持ちは尽きることがない。

「ゴルフが好きで、楽しくて仕方ない」。
だから血のにじむような努力もいとわない。

練習の成果が出て、思い通りのゴルフが出来て、大ギャラリーの賞賛を浴びるときには「ちかごろ幸せすら感じる」。
最終18番で、この日6個目のバーディを奪って7位タイにもしみじみと噛みしめた。

この週、きゅうきょバッグを担ぐことになった服部稔さんとの息もばっちり合った。
週に1度はここ大利根カントリークラブをラウンドしているそうで、コースを知り尽くしている上に服部さんは片山がまだツアーの出場権すらない時代にアドバイスをくれた恩人だ。

「今回もラウンド中に良い話しもできて。僕には非常に有意義な1週間」。
ゴルフの状態もいい。
「ミスもワンパターンくらいしか出なくて、そこさえ直せば大きなミスはない」というほど好調だ。
心技ともに充実しきったところで、さっそく次週以降の目標をぶち上げた。
「来週か、再来週に勝つ」と言い切った。

2年ぶりに5度目の賞金王については「語るのはまだ早い。まだまったく頭にない」と一笑に付すが、有言実行なら最終戦を待たずして、2位以下を大きく突き放せる。

ランク2位で片山を追う矢野もトップ10フィニッシュし、賞金レースからますます目が離せなくなってきた。
  • この週、急遽タッグを組んだのは、片山とは19歳も年上ながら気の合う友人で恩人の服部さん。

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