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ブリヂストンオープン 2009

丸山茂樹がホスト試合で「自分にも勝負運が出てくれば」

テレビ番組の視聴者プレゼントのPRに一役かうマルちゃんだったが、「あっ、噛んじゃった」。というわけで、テイク2!
このブリヂストンオープンは、96年と97年に連覇を達成。99年には大会3勝目をあげて、その翌年からアメリカへと旅立ったが、たまの帰国には必ず今大会をスケジュールに入れて、そのたびに優勝争いを繰り広げてきた。
そして昨年も、3位につけた。

主催のブリヂストンの契約プロは、今大会でどんなに活躍しても、しすぎることはない。
「頑張りたい」と、日本ツアーに本格復帰1年目の今年ももちろん、気合いが入っている。
会場の袖ヶ浦カンツリークラブはもはや、庭といってもいいくらいだ。
「20年以上も回っているから。攻め方もよく分かっているし、ここに来ると毎年、心地よいのは間違いない」。

初の賞金王獲りすら覚悟して迎えた今季は、これまで怪我に泣かされ、またティショットの不振もあり、納得の結果はまだ出せていない。
ドライバーの試行錯誤が続き、とうとう9月には、2003年のエースクラブをバッグに入れた。
400CCを優に超える大型ヘッドが主流の中で、350CCのそれはまるでスプーンにも見えて起用には勇気が要ったが、「パーシモンでゴルフを覚えた僕には、このくらいが限度だった」と、悟ったという。

飛距離が落ちることは否めないが、「確実にフェアウェーキープ」を優先して踏み切った。
おかげで、昔の感触が手に戻ってきて徐々に上向き。
2週前のキヤノンオープンで久々のトップ10(8位)に入り、「今も好調を継続してやれている」との手応えもある。

「今週も良いパフォーマンスが出来たら」と、自らに期するものもある。今週のスコアの目安は「4×4」。
つまり、1日4アンダーを4日間続けるということだ。
「今の若い子は凄く飛ばすし、1日8アンダーとかも出してくると思うけど。僕はあくまでも4×4を貫く。その中で、勝負運みたいなものが出てくれば」。
完全復帰の国内V10は、この大会しかありえない。

※丸山茂樹のほか、今週は大会主催のブリヂストンの契約選手たちがこのホスト大会で普段以上に戦いの炎を燃やします…!!

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