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日本プロゴルフ選手権 2009

丸山茂樹は10年ぶりのプロ日本一決定戦に…

今週の日本プロは、97年に初めて手にした日本タイトル。思い出の大会に10年ぶりに帰ってきた。先週のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズは、ティショットのあまりの打ち出し幅の狭さに「ノイローゼ」になって、わずか数日で体重は3キロ減。

おまけに前週まで自宅のあるアメリカで過ごした時差ボケもあり、対応しきれず予選落ち。

「体が止まって、まったくスイング出来なくて苦しくて…。シチュエーションイップスになった」という。

そんな悪いイメージを払拭しようと先週末は、ホームコースの58ゴルフクラブでみっちりとドライバーショットの打ち込み。
同時にドライバーも変えて、「気分一新。また気持ちよく、振れるようになった」。
プロ日本一決定戦を目前に、どうにか良いイメージを取り戻しての会場入りだ。

ここ北海道の恵庭カントリー倶楽部は500ヤードを超えるパー4が3ホールもあり、総距離は7134ヤード。
それに加えて懸念材料は、今週の天気予報が思わしくないことだ。
「雨が降ったらきっと風も吹く。ますます距離が長くなり、そこでどういうパフォーマンスが出来るのか…」。

さすがの丸山にもいまはまだ、まったく予測はつかないが、この土地特有の洋芝の対応ならお手の物だ。

何しろ昨年まで9年間の米ツアーで培ってきたものがある。
「向こうであれだけ苦しめられてきたからね」。
経験とプライドをかけて、2度目のタイトルを狙う。

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