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ANAオープンゴルフトーナメント 2006

近藤智弘「明日は、意地でも勝ちますよ」

一時は、2位を4打差で引き離して独走態勢。「このまま、ぶっちぎると思ったでしょ? ・・・僕も、そのつもりだったんだけどね」と苦笑い。

この日3日目はシビアなピン位置に加え、輪厚(わっつ)の森を吹き荒れた強い風。
そう簡単には、いかなかった。

13番で、14メートルを3パット。この日初めてのボギーを打った。
「そこから、ずるずるといっちゃったね」。
さらに14番、15番とボギーを重ねた時点で、気持ちを入れ替えた。

「明日がほんとうの勝負。今日は、セーフティに上がっとこう」。
どうにか、首位で持ちこたえてチャンスを残した。

1打差3位の横田真一と2打差4位タイの小田龍一は、専修大の先輩だ。
3打差7位タイにつける原口鉄也は、東京学館浦安高時代のひとつ先輩。

中でも横田は、はっきりと宣言している。
「後輩には負けていられない」。
しかし、近藤もひるまない。
「勝負の世界に、先輩も後輩も関係ない。明日はきっちり抑えます。・・・意地でも2勝目、やりますよ!」。

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