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訃報:島田幸作名誉会長逝去のお知らせ
昭和19年5月7日に兵庫県で生まれ、高校卒業後にゴルフを始め20歳でプロテストに合格。数々のタイトルを獲得し、1968年日本プロゴルフ選手権、1976年日本オープンゴルフ選手権などプロ通算15勝。各トーナメントで名勝負を繰り広げる活躍をみせました。
現役を退いたあとは社団法人日本プロゴルフ協会の役員を歴任され、1999年の弊機構発足と同時に初代チェアマンに就任。7年目を迎えた2005年7月28日、任意団体から文部科学省所管の社団法人化されたあとは、2008年3月3日まで会長、今日まで名誉会長を務めました。
また、会長として指揮を取りつつ後進の指導にあたり、多くの優秀なプロを育て指導者としての手腕も高く評価されました。指導に熱心なことから、JGTO最優秀新人賞に名前を冠し島田トロフィとして名を残しています。
ここに生前のご厚誼を感謝し謹んでお知らせ申し上げます。
<小泉直会長のコメント>
激動のゴルフ業界において10年間もの長い間、当機構の発展にご尽力された島田幸作名誉会長を失い残念でなりません。今後も島田幸作名誉会長のご意志を受け継ぎ、微力ながら業界の発展に取り組んで参る所存です。安らかにお眠り下さい。
<青木功特別顧問のコメント>
プロ入り同級生で選手時代には良きライバル。優勝争いをした1968年の日本プロゴルフ選手権はよく覚えている(青木プロ3位)。年下の幸ちゃんは生意気だが、ゴルフが上手いと思っていた。色々と苦労をしたと思うが、オレは喧嘩相手がいなくなって寂しい。本当にお疲れ様でした。
<宮本勝昌選手会長のコメント>
突然の悲報を聞いて驚いています。ジャパンゴルフツアーが今年で10年目という節目の年を迎えられたのも、長い間、島田さんがJGTO会長としてご尽力いただいたお陰だと感謝しています。今シーズンは若手選手の活躍で男子ツアーも活気づいてきて、これからというときに本当に残念です。心よりご冥福をお祈りします。