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「一度でいいからリーダーズボードに名前をのせたい!」小田孔明
当初は芝の硬さや、天候に違和感を覚えたという小田だったが、練習ラウンドを重ねる内にごく自然にプレーできるようになった。
前日は、体調を考えて1時間の練習のみでリラックスする事を心がけた小田だったが、明日の全英オープン初日を控えたこの日、最後の練習ラウンドを行った。
この日の天候は全英オープンには珍しいほどの快晴。2日前のラウンドでは強い風の影響で、2番、3番アイアンを握っていたが、この日はすべてドライバーを使った。
「アイアンの出来は、ほぼ完ぺき!ドライバーには少々不安が残るけど3ラウンド中、浅いラフに行ったのは2回だけ」と、調子の良さをうかがわした。
小田の初日のスタート時間は最終組の現地時間午後4時21分。遅いスタートに合わせて、この日も午後からスタートした小田はこんな時間にスタートするのは「研修生時代ぶり」と話し、なれない時間のスタートに「寒さ対策をしっかりしないとなぁ」と少々不安を隠せない様子。
「まずはイーブンパーもしくはアンダーを目指します。ガチガチに緊張してすぐ終わりたくないし、一度でいいからリーダーズボードに名前をのせたい!」と、自身初となるメジャー大会への意気込みを話し会場を後にした。