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全英オープン2日目 小田孔明 予選通過ならず。

初の全英オープン予選通過がかかっていた小田孔明が、今年も予選ラウンドで姿を消すこととなった。

朝の7時14分と早いティオフの時に吹いていたフォローの風が、小田の距離感を次第に奪っていった。
日本では、ここ3年で2位、3位、2位というバーディ率を誇る小田も、今日はノーバーディ。
「フォローかアゲンストかも分からない」ほどの風には太刀打ちできずに、スコアを崩す展開を止めることはできなかった。

それでも「他の全英オープンの会場よりは楽しかった。5年後にまたここに来たい。」と収穫は多い。

何より収穫なのは“ゴルフに向かう気持ち”。
日本で4試合連続予選落ちの小田には、何か燃える物が必要だった。
小学校3年生以来の憧れの地でプレーすることで、練習日から不完全燃焼を解くカギがありそうな気がしていた。

「何かやらないといけないと思って練習できる。もう1回頑張ろうという気持ちで、この1年間戦えることが嬉しい」と、ゴルフの聖地に感謝した。


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