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つるやオープンゴルフトーナメント 2009
つるやオープンは大会史上2番目のギャラリー数を記録
「遼くんが予選落ちしてしまったので、最終日はもうみなさんに来ていただけないかと…」。
昨今の男子ツアーのギャラリー数の増加は確かに17歳の力である。
それでも、マスターズ帰りの片山晋呉が参戦したこともあり、その石川が予選でコースを去ったあとにもかかわらず、週末にこれだけお客さんが集まってくださったのだ。
また今年は、杉原輝雄をはじめ、青木功にジャンボ尾崎、尾崎直道、倉本昌弘…。史上7人しかいない永久シードのうち、中嶋常幸をのぞいた6人が顔をそろえ、初日から連日多くのギャラリーを集めた。
感激した西村社長は約束してくださった。
「来年も必ず開催します!」。
今年は大会3日目が中止となり、競技は54ホールに短縮。
賞金ランキングへの加算は規定により75%となった。
それにも関わらず、選手たちに全額を支払ってくださったばかりか、「この経済状況が悪い中、来年は大借金してでも必ずまた開催しますよ!」と、西村社長。
その恩情に、チャンピオンの富田は選手を代表して深く頭を下げた。