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東建ホームメイトカップ 2011

3連覇をねらう、小田孔明

ツアー通算4勝がすべて連覇の“ミスター連覇”こと、小田孔明が気合を入れた。昨年の「東建ホームメイトカップ」では、丸山大輔と広田悟とのプレーオフ4ホールの激闘を制して偉業を達成した。

3連覇がかかる今年の開幕戦では昨年以上に熱い戦いを見せるべく、燃えている。

ディフェンディングチャンピオンからのメッセージ
3月11日、何気なく自宅のテレビをつけると、すぐには信じられない光景が広がっていました。
何かしなければいけない思いにかられても、ただ焦るばかりで、福岡に住んでいる僕にはなおさら為す術もなく、ただ呆然と見ているしかありませんでした。
震災のあと、地元で開催されたミニツアーで獲得した賞金を義援金として寄付したりもしましたが、いまも被災地で苦しい思いをしている人たちに、プロゴルファーである僕が出来ることなんて、たかがしれています。

男子ツアーは、僕が昨年連覇を達成した開幕戦『東建ホームメイトカップ』から始まりますが、今回の震災で感じたこのどうしようもない無力感を思い切り試合にぶつけ、今まで以上に全力で戦いたいと思います。
もしも僕のプレーを見ることで、勇気を出して前向きに生きていこうと思ってくださる方が、一人でもいてくれたらこんな嬉しいことはない。
プレーを通じて僕の思いが少しでもみなさんの心に届きますように。
今年は3連覇をかけて頑張ります。見ていてください。       小田孔明

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