今年も先週のジャパンゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」から、恒例の全英オープン日本予選がスタートしました。

６月の「〜全英への道〜　ミズノオープンよみうりクラシック」までの計７試合の獲得賞金を合計した、いわゆる“全英オープン日本予選ランキング”の上位２位までの選手に、今年は聖地、セント・アンドリュースで開催される全英オープンの出場権が与えられます。

第１戦を終えて、まずはトップに躍り出た小田孔明は、すでに有資格者（※）。
よって、ランク２位につける丸山大輔が、現在の最上位者ということになります。

先週の開幕戦で、小田と激しいデッドヒートを繰り広げた丸山はプレーオフ４ホール目に敗れこそしたものの、トレーニングにクラブ調整にと余念がなく、いつになく充実して過ごしたこのオフの成果をさっそく示してみせました。

今年の目標も、「セント・アンドリュースの全英と、ペブルビーチの全米に出場すること」と、年頭からメジャー戦への挑戦を掲げているだけに、この“日本予選シリーズ”にかける思いも人一倍です。

＜全英オープン日本予選ランキングトップ10（東建ホームメイトカップ終了時点）＞
１位　小田孔明（有資格者）
２位　丸山大輔
２位　広田悟
４位　金庚泰
４位　宮里聖志
６位　許仁會
６位　Ｄ･スメイル
６位　Ｊ・チョイ
９位　山本隆允
９位　増田　伸洋

※小田がすでに有資格者であるのは昨年の賞金王の石川遼が、２００９年のプレジデンツカップ出場者としてすでに全英オープンの出場権を獲得しているため、賞金ランク２位の池田と合わせて、同３位の小田まで権利が繰り下がったためです。

＜すでに全英オープン有資格のジャパンゴルフツアーメンバー＞
トンチャイ・ジェイディ（２００９年欧州ツアー賞金ランク上位30人、アジアンツアー賞金王）
石川遼（２００９年プレジデンツカップ出場者）
小田龍一（２００９年日本オープン覇者）
池田勇太（２００９年日本ツアー賞金王上位２人）
小田孔明（２００９年日本ツアー賞金王上位２人）
藤田寛之（全英オープンアジア地区予選通過者）
盧　承烈（全英オープンアジア地区予選通過者）
カート・バーンズ（全英オープン豪州地区予選通過者）

• 小田 孔明
• 小田 孔明
• 丸山 大輔