記事

全英オープン いよいよ明日開幕 <7月13日(水)>

今年で第140回目の開催を迎える全英オープン。
1860年にスコットランドのプレストウィックで開催されたのが、その歴史の始まりだ。
途中、世界大戦の影響で中止を余儀なくされた年もあったが、今ではスコットランドの5コース(セントアンドリュース、ミュアフィールド、ロイヤルトゥルーン、カーヌスティ、ターンベリー)と、イングランドの4コース(ロイヤルセントジョージズ、ロイヤルリバプール、ロイヤルリザムアンドセントアンズ、ロイヤルバークデール)の計9コースの、いずれもシーサイドコースを使用して開催されている。

今年の舞台は、イングランドのロイヤルセントジョージズ。
ロンドンからは東南東の方向にあり、電車で約80分と、比較的都心に近いこともあり、大会主催のR&Aは、集客増を見込んでいる。
ドーバー海峡に面しており、フェアウェイとグリーンのアンジュレーション、そしてアゴの高いバンカーが特徴的なコースだ。
このコースは、初めてイングランドで全英オープンが開催された場所でもあり、今回で14回目の開催となる。
前回大会は2003年。ジャパンゴルフツアーメンバーからは9名(メンバー外の日本人選手1名を合わせると計10名)が出場。S・K・ホ、片山晋呉、友利勝良の3名が予選を突破しており、中でもS・K・ホは、3日目に最終組でラウンドするなど活躍をしている。(最終順位は28位タイ)
2003年大会では、7,106ヤード、Par71で開催されたが、今回は105ヤードの延びて7,211ヤード、Parは70と厳しくなっているが、その分、フェアウェイ幅を若干広げる等、フェアなセッティングを目指して設定されている。

今大会に出場するジャパンゴルフツアーのツアーメンバーは14名。
この人数は、昨年の大会に出場したツアーメンバーの数と同数で、過去最多タイの人数となる。

出場人数は156名。第1組のスタートは朝6時30分。11分間隔で全52組が順次スタートするが、ワンウェイ(1番ホールからのみスタートする方式)となるため、最終組のスタート時間は16時11分。ホールアウトは実に夜の8時半を過ぎることになるが、当地は夜の9時を過ぎてもまだ陽が昇っているので問題はない。

いよいよ明日、第140回全英オープンが開幕する。

全英オープン初日の組み合わせはこちら

全英オープンのスコア速報はこちら
  • 過去、ロイヤルセントジョージズで開催された際の歴代チャンピオン一覧
  • 会場内には警察官が多く入っており、移動手段は自転車

関連記事