記事

プレーオフ1ホール目でバーディを奪い、抜けた石渡和輝

プレーオフ1ホール目のティーショットを打つ石渡和輝
30位タイで並んだ11人の選手が並び、そのうち来年のツアー前半戦の出場優先権を得ることができるのは、6人。夕暮れが迫る中、サドンデス・プレーオフがクイーンコース10番と18番を使って行われた。

その1ホール目の10番で、石渡和輝は80ヤードの第2打を2メートル半につけて、このバーディパットをきっちり入れた。このホールでバーディを奪ったのは、大川詩穏、富村真治、A・キュー、石渡の4人だった。したがって、まずこの4人が抜けた。

「緊張はしましたが、ここへ来たときはここまでやれるとは思っていなかった。プレーオフはやるしかないと思って、落ち着いてというか1打1打に集中していた」と、まだ大学4年生(中央学院大)とは思えない、堂々たるプレー振りだった。

これで来年はツアーへ出場することができることになったが、実はまだ一度もツアーに出場したことがない。「初めてなので、どうすればいいのか、わからない。出れる試合には出て、自分のゴルフをしたい」と初々しい。

今回、大学4年生は堀川未来夢、竹安俊也、古田幸希、山岡成稔、石渡の5人が出場し、全員が35位以内に入る活躍を見せた。来年のツアーでも若い選手の活躍で盛り上げて欲しい。

関連記事