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日本オープンゴルフ選手権競技 2014
大学3年生! 佐藤大平さんが大健闘の4位タイ
初日はさっそく、そんな期待も膨らむ好スタートを切ったのが、佐藤さんだ。
この大舞台への挑戦も、気負うどころか「ワクワクしていて待っていた」。
むしろ「自分自身、調子が良くて、けっこう自信を持って来た」。
大学の先輩に、特訓を受けたのはこの夏。米ツアーから一時帰国をしていた松山英樹は、東北福祉大の2つ先輩で、「今までにもよくスイングを見てもらって、僕のクセとかよく分かってくれている」と、また今回も一緒にコースを回って大きなヒントをくれた。
「自分に向いていないスイングをしている」と言われたという。「お前は横の動きをしたほうがいいのに、縦の動きになっている」。そんなアドバイスを「自分でもいろいろ考えて、変えていくうちに、しっくりいくようになった」とこの大舞台にも間に合った。
前半は距離の長い18番で、2打目を木と木の間に打ち込むトラブルもあったりイーブンパーで折り返して、「スコアが伸ばせなかったが我慢した」。その分、後半は5番から3連続バーディを奪うなど、一気に盛り返してきた。
次週は、マスターズの出場権をかけたアジアアマも控えており、その前に今週は何よりの経験が積める。再渡米の前に、先輩からエールももらった。「日本オープン、頑張って来い!」。海の向こうの松山にも届く活躍で、恩返しをする。