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日本オープン覇者が登場!

記録的な大雪をかきわけて、登場したのは昨年の日本オープンチャンピオン。「いや、でも来たことを今日はちょっと後悔しました」。アジア最大のゴルフコンベンション「ジャパンゴルフフェア2014」の会場がある東京・有明は、小林正則の自宅のある千葉県まで高速を使えば普通なら、30分ほど。

それが倍以上も時間がかかったのは、「雪で怖くて20キロくらいしか、スピードが出せなかったから」。少しでもハンドル操作を誤れば、今シーズンを棒に振るどころか命の危険さえある。

「いや本当にひやひやしました」と、そんな思いをしてきたことも、微塵も見せずに11時きっかりに、笑顔でJGTOブースに立った。

トークショーに、レッスン会。希望者は、クイズで当たった人に決めた。
「小林選手の誕生日はずばりいつでしょう?!」。
「昨日の14日のバレンタインデー!」。38歳になりたてのホヤホヤは昨年7月に入籍。さらに挙式は先月の30日。新婚もホヤホヤは、「去年から3キロ太った」のは幸せ太り?!

「いやあ・・・飲み過ぎですかね」と苦笑いだ。挙式を挟んで、付き合いが重なって「飲んで食ってしていたら太る太る。今は、有酸素運動で痩せるので精一杯」。4月の開幕にむけて、急ピッチの調整の中でもひとつ、どうしでも都合をつけたいのが、新妻の夢。
「新婚旅行に連れていってやりたくて・・・」。
しかし予定が立て込んで、なかなかスケジュールがつかない。「凄くベタだけど、ハワイに行きたいんだって。僕も何十年も前に行ったきりだから、ぜひにとは思っているけどうう〜ん、日程はどうかなあ・・・?!」。

来月初めには、アジアンツアーのフィリピンオープンが控えている。同ツアーの優勝は目下、小林の悲願でもある。「やるからにはぜひ勝ちたい。平塚さんみたいにアジアの本土で優勝したい」。平塚哲二は3勝のアジアの雄にぜひ、続きたいと意気込む。
「ついでに、ヨーロッパとのジョイント(共催)の試合なんかで勝てちゃったらホントに嬉しいので」。新婚生活との両立も悩ましい春。幸せ絶頂期だ。
トークショーの最後には、JGTOブース横に設置されたショット解析器「トラックマン」に挑戦。23項目ものスイング解析ができると、世界中のトッププロにも信頼をおかれる測定器は5発目に、ヘッドスピード50超を記録してドヤ顔。
飛距離も余裕で300ヤードを超して、今年も最愛の人をかたわらに、日本オープン覇者は国内外で暴れ回る気満々だ。

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