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第16回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会 ドリームチームの司令塔2人がジュニアレッスン会に参加(7月14日)
“キャプテン武藤”が孔明を連れて、一足お先に会場に入った。
グランディ那須白河ゴルフクラブの練習場で、地元の小・中・高校生を相手にひと肌脱いだ。福島中央テレビ主催のジュニアレッスン会で、子どもたちにゴルフを教えた。
2014年からスタートした同社主催のトーナメント「ダンロップ・スリクソン福島オープン」を契機に、ますます高まるゴルフ熱。
大会期間中も、ジュニアレッスン会やスナッグゴルフ大会など出来るだけ多くの子どもたちに“ホンモノ”に触れる機会を与えて来られたが、今回もまた、県ゴルフ協会のプロに本格的にゴルフを始めた子を対象に学びの場を提供したり、今年の本大会は6月に無事終了しても、こうした草の根運動を地道に続けられている。
猛暑日が続いている日本列島。福島も例外なく、この日は30度を軽く超えて、芝生から上がってくる熱気に体感気温はそれ以上だ。
熱中症を警戒して開会式は室内で行ったがいざ、レッスン会場に出るなり「あっちぃ・・・・・・」。
思わず顔をしかめる酷暑も、心優しい2人のプロは、子どもたちの前に立つなり、暑さを忘れて熱血指導に没頭していた。
手取り足取り教えながら、葛藤もちらり。
「みんな上手い。俺らが変に教えないほうがいいかもしれない・・・」と、親御さんをそばに招いて普段のクセを聞いたり、それを踏まえて子どもたちに伝える言葉を変えたり、すくすくと成長中の若芽を摘んでしまわないようにと細やかに心を砕きながら指導に当たった2人。
「みんな、まだまだ上手くなれるよ! その調子で頑張って!!」。
中・高校生の子たちには、出ました魔法の言葉。
「いいね! そのスイングならプロでもやっていけるよ!!」と孔明が褒めれば武藤も「球が生きてる。もうちょっとトレーニングすれば、もっと良い球が打てるようになる」。
「飛距離もそこらの女子プロと変わらないよ」と、ついに出ました孔明は、歴代賞金王の太鼓判!!
2人のプロに大絶賛された郡山第三中学3年生の芳賀みのりさん。
「今日はプロの方にたくさん直されるんだろうと思って来ましたが、飛距離を出すことを中心に色々教えてもらえてとっても力になりました」と、大喜びだった。
「プロを目指して頑張ろうと思います」と、お父さんが大切にしまっていた孔明のレッスン本にサインをもらえば、将来の夢がますます膨らんだ。
約2時間ほどのレッスン会で、汗まみれになった体をシャワーでさっぱりさせて、夜はチームみんなで決起集会。
額賀や富村、小鯛や大堀ら残りのメンバーも合流して、キャプテン武藤のもとに一致団結!
「明日は小学生に負けないように、みなさん頑張りましょう!!」。
エイ、エイ、オー!
待ってろ、スナッグキッズ・・・・・・!!