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長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2018

藤本佳則が復帰初戦のV争い

1ヶ月半ぶりに戻ってくるなり、V争いに加わった。藤本が、いよいよ最終ラウンドを前に首位と2打差の2位タイに浮上した。
5月の日本プロで、50歳の谷口徹とプレーオフ2ホールの死闘に敗れた直後に戦線離脱。

強烈な左肩痛は、関節唇損傷(かんせつしんそんしょう)との診断を受けて練習も、トレーニングも出来ずにただひたすら治療と安静につとめる日々を過ごしてきた。

ここにきて、ようやく痛みも軽減して、今大会からの復帰を決めても「久しぶりの試合やし、練習も出来ていない。トレーニングも出来ていないので、筋肉も落ちている。どんな感じになるか? 予選を通ればいいや、と思って来ました」。

今週はまだ、リハビリ戦と言ってもよく手探りの中で、この日は雨をたっぷりと含んだ重いラフから打っても「痛みは一度もなく、衝撃もなかった。安心しました」。
まだ完治とはいいがたい中でも確実に快方に向かっていると実感するには十分すぎるこの2日間となった。

先週の日曜日には、所属マネジメントが主催の「JOYX OPEN(ジョイックスオープン)」でホストVを飾ったことも「心の支えになっている」。
復帰初戦でいきなりのV争い。
「手応えと、スコアのギャップはあるが“あわよくば”という気持ちはある。明日はそれを目指してやっていく。まだ勝負できるようなショットの力はないので様子をみながら、チャンスをどう活かすかに尽きますね」。
54ホールの短縮競技で5年ぶり3度目のVチャンスは本人も、思いがけずにやってきた。

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