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3連覇を狙った女子は最下位に
「女子チームもかなりやる気でした」と、並々ならぬ赤い闘志を知りながらも、3年ぶり6度目の勝利は譲れなかった。
可憐なその姿をひと目でも見れば、さすがの男子もメロメロ、デレデレ。それでも今年はJGTOの新会長の青木功のためにも、つい下がる目尻を懸命につり上げて男子も頑張った。
「結果は3位で悔しい気持ちもあるけど、良い勉強にいっぱいなったし、良い経験になりました」とは、女王ボミさん。けなげ。
特に、前半の9ホールはベストボールのダブルス戦の6番で、小平智に目の前で、イーグルを決められて「私はジエと一緒で、私たちが良くても違うチームが良かったのでしょうがない」。
可憐に負けを認めて、早くも来年に向けてこれまた、けなげに虎視眈々。
「今年は3位で、来年も頑張っていこうってことで、3位だったと思いました」。
勝ったJGTO新会長の青木功は、華麗なリベンジも覚悟の上だ。
「プロだもの。やるからには勝ちたいと、選手たちが頑張って、俺に良い思いをさせてくれた。今年は、女子の3連覇がかかっていたわけだけれども来年はまた、我々のことを阻止しようとやってくるだろう。そうやって、競争しあってまた良い試合が出来たらいい」。
来年も、シニアも女子もかかってこいや!!
■女子(LPGA)
イ・ボミ(賞金ランク1位)
申ジエ(賞金ランク2位)
笠りつ子(賞金ランク3位)
鈴木愛(会長推薦選手)
菊地絵理香(会長推薦選手)
堀琴音(会長推薦選手)
※10月30日時点の賞金ランキング