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HONMA TOURWORLD CUP 2017
上井が、孔明が、上平が・・・! ホストプロも奮闘
「まずまずのゴルフが出来た」と上井。
先週から、地元で2週続きのホスト試合はこの日、早朝7時のスタートに合わせて、学校や幼稚園に行く前に、やんちゃで元気な4人の息子たちがインスタートの10番ティで、パパのティショットを見送ってくれた。
「行ってきます!」と、気分よく出ていけたと出だしからさっそく連続バーディで、家族も主催者をも喜ばせた。
今週は長年、兄弟子の藤田を支えた梅原キャディとのコンビで、「喋りながら、楽しくやれた」と、のびのびと回れた。
先週は学生時代から世話になっている所属コースの三好で、「なかなかやりづらい」とヘッドプロだからこそのプレッシャーも、今週は少し軽減でも「集中してやるべきことをやります」。
ホストプロとしての責任は、もちろん忘れていない。
そして、こちらは歴代賞金王のホストプロ。この日の67は、今季初日の自己ベストで「初日にしちゃ一番良い」と苦笑いの孔明。
海外2戦目から1試合の棄権を挟んで、6試合連続の予選落ちを喫した今季序盤を思えば、「今日は、頑張ったほう」と胸をなで下ろした。
「大事な試合だから、気合いが入っているのかな」と初日から、ホンマの契約プロとしての自覚で一杯。
初日は先週、勝ったばかりの小平との同組にも「今まで負けたことがない」と宣言していたとおりに、目下賞金1位の若者を、スコアで凌駕できたらそれはやっぱり、気分が良い?!
「グリーン回りのアプローチが上手い。アイアンのキレ、ダウンブローのスリークォーターショット・・・。今日はたまたまパットが入っていないが、入れば7アンダーは出るゴルフ。小平を見ていると自分のイメージも良くなる気がする」。
2014年の賞金王は11歳も下の選手をお手本に、大事なホスト試合で懸命に復活の道を模索する。
さらに午後からもう一人、4アンダーで並ん上平。契約歴は3人の中でも最も長くて6年目の今年もまた、出場権もないままに、主催者推薦を受けた今週は「本当に行けるところまでやるだけです」。
そんな決意がありながら、最後の9番では2打目のラフからグリーンに乗せきれずに、手前からのアプローチもまた、寄せきれずに「最後ボギー打ってるようじゃダメ!」。
自分に厳しく「チャンスを掴むために頑張ります!」と気合いを入れ直していた。