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中日クラウンズ 2016
昨年、一昨年の賞金王が直接対決で、4位タイに
一昨年の賞金王は、17番で「グリコのおまけ」。大風の中で孔明は4番アイアンで打ったティショットを、7メートルのバーディトライにつけた。
誰もが苦しむパー3で、スコアを伸ばして最後の18番も、6メートルのパーパットをしぶとく拾った。
「(片岡)大育(だいすけ)と、キョンテが良いゴルフをしていたので、ついて行こうと思った」。
その片岡は最後の最後にボギーを打って、2日目はイーブンパーに終わり、ついにこの日、アンダーパーを記録したのは2人だけ。22歳の浅地洋佑と、もう一人が庚泰 (キョンテ)だ。
昨年の賞金王は、やっぱりこの日も強かった。
実は「体調が良くない。今週は予選を通れれば」と、本調子でない中でも強風の中でも、一糸乱れぬ強さで今週もまた、優勝争いに加わった。決勝ラウンドでは再び、孔明と最終組の一つ前の“ラス前”で直接対決。新・旧賞金王の激突も見ものだ。