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小田孔明が優勝/初出場の石川遼は3位「JOYX(ジョイックス)オープン」(6月23日)
11回目の今年は小田孔明が、6アンダーで並んだ新木豊とのプレーオフを制して、2010年大会以来の大会3勝目を飾った。
2013年には賞金王までのぼり詰めながら、以後ツアーでの優勝は遠ざかったままだが孔明のツアー外競技での優勝は、これで"23勝目"。
「この勢いで、レギュラーでも頑張って優勝したい」と、弾みがついた。
「今年は遼くんも参戦してくれて、凄く大会が盛り上がった中で優勝できてうれしいです」と、孔明も喜んだとおりに今年は石川遼が、大会初出場を果たして、1打差の3位に入った。
この日、石川と同組でプレーしたのは2度の賞金王のレジェンド。伊澤利光は「久々に良い緊張感の中で回れてよかった。石川くんのプレーも久しぶりに見たがよいショットを打っていた。そろそろ勝つのではないか。体を大事に頑張って欲しい」と、腰痛から復帰したばかりの選手会長を応援した。
今大会では前立腺がんの早期発見と適切治療の大切さを訴えるブルークローバーキャンペーンと連動したり、地域おこしを目指した地元のみなさんとのご縁を大事にしながら回を重ねており、「"こういう大会があったらいいね"と皆さんが手作りで続けられてこられた。地元のお祭りみたいなアットホームな感じがすごく良かった」と述べた石川も、そんな大会の盛り上げに、今年は大いにひと役買った。