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関西オープンゴルフ選手権競技 2021

53歳が奮闘中

まだまだ負けんよ©JGTOimages
関西が誇る日本最古のオープン競技で、関西が誇るベテランの歴代賞金王が元気だ。
53歳の谷口徹が上位争いを展開。

首位と1打差の5アンダー、3位タイにつけた初日は、「スコアよりも満足でした」と、振り返ったのは同組の秋吉翔太とのドラコン勝負。
「前の日に、上から目線で負けませんよと言われてね。でも、初日は16番でアグレッシブに打って、1ホールでも勝てた。俺だって、全部マッチしたときはやるんだぞ、と」。

技でも凌駕。
「若い子に飛距離では負けるけど、僕にも負けない部分はあるんでね。そこで勝負していきたい」と、気を吐いた。

標高に立つ会場の有馬ロイヤルゴルフクラブは、インターバルの傾斜がきつく、「練習ラウンドは(火曜)ハーフ、(水曜)ハーフで回ったから。(本番の)18ホールは意外ときつい」と、溜め息も吐いた。

松山英樹の快挙を賞賛しながら「あれだけ練習できる体力がすごい。あの努力を自分がやったら怪我しそう。3発パットが入ったら、完璧と思うけど、(松山は)百発百中じゃないと満足しない。あの体力が凄いですね」と、驚嘆。

プレー中も、極力温存。
「ミスしても、怒る元気がない。それだけエネルギーをロスするから。あきらめの境地」と、明かす。

「ディボットに入ってもしょうがない、と思う。逆に、怒っている若手を見たら尊敬しちゃう。怒る元気があって、凄いと思う。僕は怒ったら疲れちゃう」と妙なところで感心したが、もともと、若いころからラウンド中に、怒りの感情をあらわにする選手ではなかった。

その分、勝負にかける熱い思いを全面に出して戦うタイプ。
「シニアに行くのは簡単だけど、レギュラーツアーをあきらめたくない。4日間、いいところにいられるように頑張ります」。
若手がひしめく中で、53歳のプレーにも注目だ。

第86回の「関西オープンゴルフ選手権」は、感染拡大防止の観点から、一般非公開での開催となりますが、熱戦の模様は、下記テレビ&CS放送と、4日間ともインターネットの生配信でお楽しみください。

<放送スケジュール>
■サンテレビ
4月24日(土) 16:00ー17:30 [録画]
4月25日(日) 21:00〜22:30 [録画]

■スカイA
4月24日(土) 23:15ー26:15 [録画]
4月25日(日)8:00ー10:30(LIVE)、12:00〜13:55(LIVE)、20:00〜26:30 [録画]

■インターネットLIVE配信
4月22日(木) 6:45ー18:00 [プレー終了まで]
4月23日(金) 6:45ー18:00 [プレー終了まで]
4月24日(土) 7:45ー14:30 [プレー終了まで]
4月25日(日) 7:45ー14:30 [プレー終了まで]

なお、「関西オープンゴルフ選手権」のインターネット生中継をうたった偽チャンネルが存在します。アクセスしますと、個人情報を抜かれたり、詐欺被害に遭う可能性もございますのでくれぐれもご注意ください。
大会の模様は、大会公式ホームページよりご覧ください→http://www.all-kansai-golf.com/open/index.html

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