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金谷はイーブンパーで初日を終了。星野は4オーバー

金谷はイーブンパー©JGTOimages
今年は5人の日本勢が挑戦。2年ぶりの「全英オープン」で、最初にコースに出た金谷拓実はイーブンパーで回ってきた。

アマで出た19年に続いて、2大会連続の出場はプロでリンクスコースに戻った。
難しいスタートの1番を、3オン1パットで耐えると4番でグリーンの外から初バーディを奪った。

7番では長めのパーパットを残してボギーを打ったが、グリーンのタッチに狂いはなかった。
出だしでやや乱れていたショットも徐々に整い、14番ではピンそばのバーディもあった。
最後18番はグリーン右の深いバンカーからOKパーでしのいで、2バーディ2ボギーのトータル「70」。
「比較的、風が穏やかな中で、バーディチャンスはたくさんあったが、決められなかった。明日はもっともっとバーディが獲れるように修正したい」(金谷)。

また、金谷のすぐ後ろの組で回った星野陸也は「出だしから流れが悪く、バタバタしてしまった」と、4オーバーの初日を悔しがった。

スタートから初出場の洗礼を受けた。
深いブッシュに捕まった1番で、グリーン奥から寄らず入らずボギーが先行。さらに3番から3つボギーが続いた。

7番のOKバーディからチャンスパットを打つ機会を増やして挽回の兆しを見せたが、バンカーに入れた後半11番パー3と、12番でまた立て続けにボギーを叩いて、一度5オーバーまで落ちた。

10メートル超のバーディトライを沈めた13番に続いて14番の連続バーディで取り返しても、今度は17番で6メートルもパーパットを残してこの日、7つ目のボギー。
「今日1日は、悔しい結果になってしまったが、明日はいいプレーをしてアンダーで上がりたい」。
東京五輪の前に、日本代表の底力を見せなければ。

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