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全英オープン日本予選シリーズ現在、同ランクトップに立つのは韓国のS・K・ホ
現在、同ランクトップに立つのは韓国のS・K・ホ
疲れはピークに達している。ツアー2勝目をあげた3週前の日本プロゴルフ選手権をはさんで、母国・韓国ツアー2試合に出場。
行ったり来たりのハードスケジュールにはかなり堪えているが、いまやUSPGAツアーで大活躍の同郷の大先輩K・J・チョイからの、この言葉が励みだ。
「早く、一緒にアメリカで戦いましょう」。
先々週の韓国ツアー『SKテレコムオープン』で、デイフェンディングチャンピオンとして凱旋出場したチョイとは、初日と2日目に同じ組でラウンドした。「まだ自分には早いかな・・・」と思案していた米ツアー。「でも、チョイさんにそう言われて、やっぱり僕も頑張ろうって思いました」。同オープンでそのチョイに、1打差つけて 12位に食い込めたことも、自信になっている(チョイは14位)。
帰国してすぐに出場した先週の三菱ダイヤモンドカップ最終日には連戦の疲労から、再三ティショットを曲げながらも、しぶとくパーを拾って69。通算7アンダーで、単独3位。この成績で、全英オープン日本予選ランキングも再び1位に返り咲いた。
「もっともっと、上を目指していきたいですね」。ホが確実に、世界へのステップを踏んでいる。
※世界最古のメジャー戦『全英オープン(7月15−18日)』の本戦出場権をかけた “全英オープン日本予選”の真っ只中だ。第1戦の日本プロゴルフ選手権から、6 月の『〜全英への道〜ミズノオープン』までの計6試合の賞金ランクを合わせた“全英ランク”上位4人に、今年の会場『ロイヤル・トルーン』への切符が与えられる。今週のJCBクラシック仙台は、その4戦目。
なお、先週優勝の平塚哲二は、全英日本予選ランクの2位に浮上したが、昨年の賞金ランク上位3位の資格で、すでに今年の全英オープン出場権を獲得している。有資格者は日本予選ランクから除かれるため、次の三橋達也が実質ランク2番目ということになる。
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