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フジサンケイクラシック 2022

マンデーから来た平本セジュン「プロの壁を越えられた」初の決勝進出へ

29日月曜日の予選会「マンデートーナメント」でトップ通過を果たして、今季4戦目に挑んだ新人の平本世中(ひらもと・せじゅん)が、初の決勝ラウンド進出を確実なものとした。


ほっとしています


雨風の2日目は、前半18番で3オン3パットのダブルボギーを叩くなど、2オーバーの「73」。

月曜日と同スコアの「66」で回り、4位タイにつけた大会初日から、順位は下げたが「今まで予選通過をしたことがなかったので。プロの壁をひとつ越えられた。ほっとしています」と、肩の荷を下ろした。


初日はメンタルコーチとの取り組みや、「世界の中心を歩けるように=世中」という自身の命名譚など楽しく語ったが、この日は3度も手術を重ねた右腕についてカミングアウト。


複雑骨折した3歳が最初のメス。
それで完治するはずが、患部に遊離軟骨が見つかり内視鏡を入れた3度目は中2のとき。
高校1年時の最後の手術でやっと支障がなくなったという。


そもそものきっかけは、木登りからの転落。
「行ってこいの子どもでした。それは今も変わりません」。
初めて過ごす週末も「明日から上を目指すだけ。攻めていけるところは攻めていく」。
マンデートーナメントから優勝を飾った選手は、1973年大会の佐藤昌一を第一号に過去6人いる。

史上7人目の快挙に向けて攻めていく。

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