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追いつき追い越せ・・・! 河本力と杉原大河がトークショーで抱負(ジャパンゴルフフェア2023)

10日から始まった国内最大のゴルフ見本市「ジャパンゴルフフェア」の会場で、JGTO選手によるトークショーを実施した。


約2週後に、男子ゴルフのシーズン開幕を控える中、23歳の河本力(かわもと・りき)杉原大河(すぎはら・たいが)が登場。偉大な師匠の前で、今年の活躍を誓った。



同じ四国出身で、小1から大親友という2人。
「タイガにはかなわなかった」「いや、リキには・・・」と、互いに高め合い、切磋琢磨してきた。


プロ転向前にはまず杉原が、2019年のABEMAツアーで史上3人目のアマVを達成すると、2021年には河本も同ツアーで優勝。
4人目のアマVで追随した。


そして、プロ転向直後の昨季は、河本が初優勝から一気に2勝を飾ると、杉原はABEMAツアーの賞金ランキングで10位に。
今年前半期の出場権にこぎつけた。


追いつけ追い越せの弟子2人。
「私から言うことは何もない」と、大勢の聴衆に紛れて断言したのは、ツアー48勝と4度の賞金王を誇る中嶋常幸(なかじま・つねゆき)だった。


JGTO理事でツアー9勝の佐藤信人(左)の司会進行で行われていた杉原&河本(右から)のトークショーに、中嶋がサプライズで登場しました!


2人とも、中嶋主宰のゴルフアカデミーの出身者で、中嶋も認める規格外の飛ばし屋である。

「中嶋さんに、世界で戦う上で大事なのは飛距離だと教わりました」と河本は、ルーキー年の昨季、トレーニングと肉体改造を駆使して飛距離日本一に。


「リキには、高校2年の夏にいきなり60ヤードも置いて行かれて衝撃を受けました」と、ライバルの怪力に目を剥く杉原の日頃の鍛錬もまた、負けず劣らずである。


師匠の中嶋は、「僕が教えたことを継続するだけでなく、さらに進化をさせている。2人がゴルフ界を変えていく。日本の宝」と、褒めちぎった。「メジャーでも活躍できる2人」と、太鼓判を押した。


「今年は賞金王と、メジャー出場が目標です」と河本がリキ説すれば「まずはシード権の確保。そしてレギュラーツアーで1勝です」と、杉原。
リキ対タイガ。追いかけっこはまだまだ続く。


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