交流戦に出場したのは、韓国と日本でそれぞれ開催されている全国大会の両国上位40名と交流参加の4名。
白いウェアの韓国に対し青いウェアの日本の、それぞれのキャップとユニフォームには、国際交流戦を象徴する「国旗」が輝き、開会式ではそれぞれの「国歌」が斉唱された。
更に日本開催ならではのスペシャルゲストとして、吉田泰基と久保田皓也の若き2人のプロゴルファーが、同じクラブ、同じボール、同じ距離で、両国の選手たちと一緒に9ホールのプレーに挑んだ。
司会者からの「どちらの国を応援しますか」の問いに、小学生の時にスナッグゴルフ全国大会にキャプテンとして出場した経験のある吉田泰基は「日本チームを応援します」と宣言。対して久保田皓也は「僕はキムチが好きなので韓国チームを応援します」と宣言してセレモニーを和ませた。
師走とは思えぬ快晴微風の天候のもと、セーター要らずの長袖シャツでプレーした選手たちは、言葉の壁を超えてお互いのプレーを讃えながらプレーを通じたコミュニケーションを交わしながら一打一打に集中した。
競技後はバス移動により、会場を移しての表彰式と夕食を兼ねた「交流の夕べ」が催され、和太鼓にテコンドー、けん玉にルービックキューブ、歌やダンスも披露。締めくくりには子どもたち同士によるプレゼント交換も行われて、充実した国際交流が図られた。
競技の結果は、20選手のうちの上位16人の合計スコアが449ストロークで並び引き分けとなり両国の熱戦はドローという形で幕がとじた。〈通算記録:韓国1勝・日本2勝・引分1〉
尚、ベストスコア賞は、東広島市立三ツ城小5年の大谷侑也くんが25ストロークで受賞。タイ記録で三ツ城小5年の枡田龍和くんと、韓国光州小6年のシン・ヘギュさんがマッチングスコアカード(9番ホールからのカウントバック)の結果により惜しくもグリーンジャケットを逃した。
国を代表して遠征した選手たちのキャップには、スペシャルゲストの吉田泰基と久保田皓也に加え、スナッグゴルフ開発者でプロゴルファーのテリー・アントンさんの直筆サインが書かれ、子どもたちは思い出いっぱいの交流戦を満喫した。
【日本代表選手】
(東日本全国大会上位校2校)
●多古町立久賀小学校
池田 泰智 6年
香取 萌衣奈 6年
小堀 真 6年
林 大輔 6年
平山 晴菜 6年
前橋 優那 6年
●笠間市立北川根小学校
伊藤 尊 6年
矢萩 丈翔 6年
浅野 友貴 5年
鯉渕 結菜 5年
柴田 宏一 5年
柴田 愛未 5年
(西日本全国大会上位校2校)
●東広島市立三ツ城小学校
大谷 侑也 5年
佐伯 心優 5年
枡田 龍和 5年
奥田 優希 4年
西口 航輝 3年
大谷 隼也 2年
●東広島市立東西条小学校
今清水 咲季 6年
植谷 武志 5年
木島 菜月 5年
白神 梓 5年
白神 遥 5年
植谷 心結 2年