21年覇者が、大会2勝目で24年の開幕を飾った。
金谷拓実(かなや・たくみ)がアマプロ通算6勝目。
2位と2差の通算23アンダーは、大会最多を2つも更新する圧勝だった。
前日に、8ホールを回り残した第3ラウンドをボギーなしの「64」でまとめて単独首位に立つと、上がってすぐ突入した最終ラウンドも、スタートから連続バーディを奪って勢いづいた。
4番で通算20アンダーに到達すると、また5番で1メートルを沈める連続バーディを記録し、3差でサンデーバックナインへ。
後半最初のバーディは、14番でピン左のチャンスも逃さず、17番ではイーグル逃し。
最後18番では外からパターで入れに行ってのボギー締め。
最終ラウンドを「65」とし、大会記録の通算23アンダーで、後続を寄せ付けずに逃げ切った。
2日目の降雨による2日連続の順延で、3日目の29ホールに続いて、この日の最終日は、26ホールをプレー。
連日の早朝4時起きにも今オフの鍛錬で、体力も集中力も途切れない。
男子ゴルフの初戦に合わせるように、今週の欧州・DPワールドツアー「ヒーローインディアンオープン」でV争いを繰り広げる中島啓太の活躍にも応える3年越しの開幕ダッシュを成功させた。