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日本プロゴルフ選手権大会 2024
清水大成も秘めた思い「悔しくない、は違うと思う」後輩と日本タイトル戦でV争い
清水大成(しみず・たいせい)も17番のイーグルで、午後から杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)に追いついた。
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4番アイアンを持った250ヤードの2打目は高弾道で舞い上がり、ピン横2メートルでピタリと止まった。
そのあと、すぐ蟬川泰果(せみかわ・たいが)が17番で入りかけの2打目を放ち、3人並んで決勝へ。
清水も蟬川や杉浦同様、三者三様秘めた思いがある。
杉浦は、日大の3つ後輩で、清水が4年時に入部してきた。
「入ってきたときからうまかった」と、一目置く後輩が、快挙を達成したのは昨年。
11月のダンロップフェニックスで杉浦が、史上7人目のアマ優勝を達成した際、清水もその場にいた。
祝福に駆け付けながら「悔しくない、というのは違うと思う」と、当時の心境を打ち明けたが、内心思いをぶつけたのは、杉浦にではなく自分自身だ。
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「自分が勝ててないことに悔しいです」。
2年前から正式に指導を受ける内藤コーチと取り組んできたドローからフェードへのスイング変更も成果を見せている。
初メジャーの全米オープンから帰ってすぐの初タイトルで一気に払拭する。