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関西オープンゴルフ選手権競技 2025
ヒョウ柄ウェアに地元愛。佐藤大平「いま楽しくて仕方ない」最終日最終組もエンジョイゴルフ
1差の通算11アンダー、3位タイには3人。
うち、金子とリューの最終組に飛び込んだのが佐藤大平(さとう・たいへい)。
プロ11年目の初優勝をかけて最終日を戦う。
3日目は、3時間22分の中断後も、にわか雨が降ったり突風が吹いたりと難条件下で、5バーディ、ボギーなしの「65」をマーク。
ちなみにこの日ボギーなしで回ってきたのは佐藤と石坂友宏(いしざか・ともひろ)の2人だけだった。
オフトレの成果で、20ヤードも飛距離が伸びたことで、「今まで越えなかったバンカーが越えたり」と、振れば振るほど距離が出るようで、春の開幕戦では逆に抑えるのに苦労したほど。
それもようやく落ち着いてきて、「いまゴルフが楽しくて仕方ない」と、沸き立つ思いはV争いの緊張を上回るほど。
兵庫県宝塚市出身だが高校は茨城県の水城で、大学は東北福祉。
31歳。
県外で過ごした時間のほうが越えつつあるが、関西人である。
「だからきょうはヒョウ柄のウェアを着てきましたよ」。
地元を代表する一人として最終日もエンジョイする。