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小田孔明が66をマークマスターズGCクラシック最終日

予選2日間は「ついてなかった」。良いショットを打っているにもかかわらず、わずかなキックで深いラフとフェアウェーの境目にボールがもぐりこむなど度重なる不運に、思うようにスコアが伸ばせなかった。

そんな鬱憤を、すべて吐き出す最終日のプレー。
8番は、「右端から左端に狙って打つ感じ。上りのフックライン」は、なんと18メートルのバーディパット。
これを決めて勢いづいた。

後半で、スコアが動かなかったホールは2ホールだけ。
14番こそボギーを打ったが、最終18番でこの日9つ目のバーディを奪って66をマークした。

アウトのトップスタートの小田は、ホールアウト時点で首位に3打差まで迫って、大喜びだ。
前日までは、「とにかく遠征費が赤字にならない順位で上がろう」が目標だった。
それが一転、3位タイ賞金の145万8750円を稼いで「黒字収支!」。
しかも怒涛の追い上げに、一時は優勝争いにも食い込もうかとの勢いに、期待が膨らむ。

「次の弾みにしたい」と、小田。
主催の延田グループのご厚意で行われたこのマスターズGCクラシックで得た手ごたえを持って、今週の「〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック」に乗り込む。

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