右腕をプルプルと振って、「最近の僕の“いち押しアイテム”はこれです！」。手首に巻いたリストバンドは、保護や治療のためではない。
「･･･もちろん、スイングに効果がある、とかでもないよ！（笑）」。
毎日、その日のパンツやザンバイザーの色に合わせて、「アクセサリー感覚」で、コーディネイトしている。

きっかけは今年６月。
オフに街を歩いていて気がついた。
「けっこう流行ってるんだ･･･」。
タウンウェアにも違和感なくマッチしていた。

「ゴルフウェアにあわせたらインパクトがあって、もっと映えるのでは･･･」そう考えた近藤は、さっそくメーカーにオーダー。
以来、日替わりで楽しむようになった。

「それいいじゃん！」とさっそく誉めてくれたのが同期の矢野東（＝写真下）だ。
気に入った様子で、いまでは矢野も近藤よりやや太めのタイプを愛用している。

メーカーにも「近藤選手と同じリストバンドが欲しい」というファンからの問い合わせが多いそうで、来年以降に市販する予定にしているという。

「もっと若い人たちにも、ゴルフというスポーツに注目してもらいたい」というのが２人共通の思い。
ぐっと細身のシルエットや、カーゴパンツをいち早くゴルフウェアに取り入れたのもこの２人だ。
実力だけでなく、ツアーのファッションリーダー的存在でファンの注目を集めていく作戦。

「お気に入りのアイテムを身に着けていると自然と気分も高まります。みなさんも、プレーもオシャレも両方楽しんで、いっそうゴルフを好きになってくださいね！」（近藤）

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• 近藤 智弘
• 矢野 東