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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2007

尾崎健夫が長嶋茂雄賞受賞に「帰ったらアニキに伝えておきます」

本人も小躍りした最終18番の劇的イーグルに・・・
神経痛のため大会初日にやむなく棄権していた長兄ジャンボは、いわずと知れた“ミスターフリーク”。ボールの番号や、車のナンバー・・・。自分にまつわるありとあらゆる数字を、背番号「3」にするほどの信者だ。

会場を去る際に、ことづかっていた。「長嶋さんに、よろしくと伝えてくれ」。
もちろん、そうしたいのはやまやまだったが、この日最終日の正午前に会場入りされたミスターと直接話すことは難しい。
そう思ってなかば諦めていた弟のジェットだったが、思いがけない形で伝言することができた。

560ヤードの最終18番パー5で、ピン手前4メートルに2オン成功。
「どうやらこれが効いたみたい!」と、ニンマリだ。
この最後の劇的イーグルで、長嶋茂雄賞に6ポイントを追加。
4日間トータル20ポイントは、小田孔明と賞金100万円を分け合った。
18番グリーンで行われた表彰式で、ミスターの手から直々にトロフィーと目録を受け取って、感激しきりだ。

もう、7、8年以上も前のことになる。
以前、長嶋氏がジャンボをたずねて、オフの沖縄合宿に遊びに来てくださったことがあった。
「とてもゴルフがお好きだそうで、そのときもミスターは1日中、僕らの練習を見ておられた」。
それ以来の再会に、「久しぶりにお会いできて嬉しかった。お元気そうで何よりだった」と、感慨深げ。
一方のミスターもまた、ジャンボに会いたがっていたそうで「帰ったらさっそく伝えておきます」。
大切な約束を持って、帰京した。

長嶋茂雄賞とは
今年から設定された賞で、アルバトロス1回につき10、ホールインワンが8、イーグルが6、バーディを1ポイントで換算し、大会期間中に最も多くポイントを獲得した選手に、大会名誉会長で冠名ともなった長嶋茂雄・読売巨人終身名誉監督から賞金100万円が贈られることになっていた。
  • 長嶋茂雄賞と、日本カルミック提供のイーグル賞もゲット!!
  • 表彰式で、ミスターにジャンボからの伝言を伝えることができた!

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