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2007ジャパンゴルフツアースローガンは“男じゃないか。”
記者発表会は、日本ゴルフツアー機構より、会長の島田幸作と専務理事代行 兼 事務局長の山中博史、ジャパンゴルフツアー選手会を代表して今年度の選手会長である深堀圭一郎が記者会見に臨んだ。
発表項目は、総会において、昨年度の日本ゴルフツアー機構の事業報告や収支決算の承認を得たこと、船渡川育宏理事の再任及び山中博史が理事へ新任したことで日本ゴルフツアー機構の理事が20名になったことが挙げられた。
その後、今年度から始める6つの取り組みについて詳しく説明された。
6つの取り組みは、男子ゴルフ界の活性化を目的とするだけではなく、日本ゴルフツアー機構の財産でもある選手の魅力をひきだし、輝かせる為でもある。
また、本日、1999年に日本ゴルフツアー機構が発足して以来、初となるスローガンが発表された。
2007ジャパンゴルフツアースローガンとは、“男じゃないか。”
このスローガンには様々な思いが込められている。
男子ならではの頂点のゴルフを見て貰いたい、
ゴルフだけでなくマナーにも厳しく、難しいコースセッティングのコースにも気後れせずに立ち向かって行く…。
「男の責任。」「優しくなければ、男じゃない。」「紳士として。」
深堀もスローガンを受けて、こう語る。
「自分を追い込み、ツアーメンバー全員が1球でも多く練習して、
最高のプレーをしたい。紳士として、服装やタバコの問題にも配慮しなければならない。
その問題に対して、自分ができる限りは呼びかけ、是非変えたいと思っています。
きっと僕らは変われると思う」。
日本ゴルフツアー機構と選手が協力しあい、男子ゴルフ界が変わる日も近い。
そのジャパンゴルフツアーは来週のチャレンジトーナメントから幕を開ける!
※日本ゴルフツアー機構の6つの取り組み
①教育セミナーの実施
社会で評価され、ファンに尊敬される選手の振る舞いを身に付け、魅力ある選手の育成に取り組みます。その為に、ツアーメンバーを対象に複数回の教育セミナーを実施します。
②ルール・マナーを厳しく指導
懲戒・制裁規定の大幅な見直しを行い、ルール・マナー・エチケットの遵守を図ります。
③ファンへの感謝の気持ちを表現
「ありがとう」の感謝の気持ちを持って、ファンや子供達に接するように選手と協力します。
④主催者の満足度向上
プロアマ大会での振舞いを配慮するだけではなく、表彰式時にはジャケットの着用、
直筆のお礼状の送付、選手の名刺を渡す等、紳士な振る舞いと対応に努めてまいります。
⑤選手の技術力向上
近隣諸国のアジアを中心に共同開催を推進するだけではなく、フェデレーションの一員として、
コースセッティング、ホールロケーション等を世界基準のノウハウを研究して実行してまいります。また、ツアーディレクターや競技委員の質的向上を目指し、研修会の実施に取り組みます。
⑥社会貢献活動
施設訪問、小学校でのゴルフ指導や社会学習活動等の、社会貢献活動への積極的な取り組みと参加を引き続き推進してまいります。
※記者会見は港区南青山に期間限定でオープンした「SPORTS CAFE 6」にて行なわれました。