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ファイナルQTの表彰式及び2007ツアーメンバーガイダンス実施

本日12月5日(火)、鹿島セントラルホテルにてファイナルクォリファイングトーナメントの表彰式
及び2007ジャパンゴルフツアー ツアーメンバーガイダンスが開催された。

本ガイダンスは、ファイナルクォリファイングトーナメント決勝進出者に対して実施されるガイダンスで、これを受講した者が2007年度のツアーメンバーとして1年間登録される。

ファイナルクォリファイングトーナメントの表彰式では、上位通過者3名にJGTO会長の島田幸作より目録が贈呈されると共に、
「プロスポーツとして皆様から見て頂いているのだから、マナーや心遣いを持って欲しい。
“観戦しに来てくれてありがとう”という気持ちも持って貰いたい。
ギャラリーを迎える心を持てば、もっと応援して頂けるはずですから。
この中から男子ゴルフを引っ張って行って貰える様なスター選手が出る事を
期待しています。」とメッセージを送った。
参加者は真剣に耳を傾け、来年度のツアーでの活躍を決心したに違いない。

JGTO競技国際シニアディレクター山中博史からは、選手に来季の試合数が今季の29試合から5試合減の24試合になった事に関して説明し、「我々の財産は皆さんです。一緒にツアーを盛り上げて行きましょう」と選手に呼びかけた。
クラブハウス内の服装やロッカールームの使い方等についても、現場の声を反映した具体例を基に、エチケットやマナーの向上に努めて貰えるように言及。
特に、主催者との大きな係わり合いを持つプロアマのあり方やファンとの接し方については、「何故ここにいて、この場を使わせて貰っているのかを考えると、各人が答えをそれぞれ持つはず。自分がファンだとどういう風に接せられれば嬉しいかを考えて欲しい」と話す。その後に、JGTO競技ディレクター渡辺章太郎からはルール解説とルーリング教室、選手会の事務局長三好啓三からは選手会や理事選任の説明が行われた。午後から、最近はクラブの選択や使い方からスランプに陥る選手も少なくないだけに、講師の竹林隆光氏がクラブの知識の説明が行われたり、選手が模範にする事が多いジャックニクラウスのVTRを見て、ゴルファーのあり方を選手達は勉強。

来季のツアートーナメントの出場権を賭けて6日間の日程をこなした選手達には大変な1日となったが、試合数の減少について「主催者に開催週の変更を提案すれば良いのでは?」という質問も投げかけられる程、男子ゴルフの未来を見据えた姿勢も見られた。

このガイダンスは引き続き6日(水)にも行われ、JGTO専務理事の渡辺一美の挨拶の他、GTPA宮崎伸一氏によるトーナメントスポンサーの解説、岡本正善氏のメンタルトレーニング講座、成瀬克弘氏の体のケアーについて講座が行われる予定です。

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